顔認証で搬入口をスマート化!運送業務の効率アップに使う方法

多くの企業様にとって、搬入口は重要な場所でありながら、セキュリティ管理や受付対応に課題を抱えているのではないでしょうか?

従来の搬入口のセキュリティ対策といえば、警備員による目視確認やICカードによる認証が主流でした。
しかし、警備員の人件費は高騰しており、ICカードは紛失や盗難のリスクがつきまといます。

そこで近年注目を集めているのが、顔認証システムです。

今回は、運送業者様からのお問い合わせを基に、搬入口における顔認証システムの活用方法について、より詳しく解説していきます。

運送業務における顔認証システム導入のメリット・デメリット、提案事例、注意点などを、具体的な例を交えながらご紹介していきますので、ぜひ最後までお読みください。

1. 顔認証システムとは?

顔認証システムとは、人間の顔を識別して本人確認を行うシステムです。
近年、AI(人工知能)技術、特にディープラーニングの発展により、その精度と速度は飛躍的に向上しています。

従来のICカードやパスワードによる認証に比べ、なりすましが困難で、セキュリティ性が高いのが特徴です。

顔認証システムは、人間の顔の特徴を数値化し、データベースに登録されたデータと照合することで本人確認を行います。
具体的には、目や鼻、口などの位置や大きさ、顔の輪郭などを特徴点として抽出します。

これらの特徴点は、人それぞれ異なるため、本人確認に非常に有効です。

2. 運送業における顔認証システム導入のメリット

運送業において顔認証システムを導入するメリットは、大きく分けて以下の3つです。

(1) セキュリティ強化

搬入口は、外部からの侵入者が最も入り込みやすい場所の一つです。

顔認証システムを導入することで、部外者の侵入を効果的に防止し、セキュリティレベルを高めることができます。

例えば、従業員以外の人物が搬入口に侵入しようとした場合、システムがそれを検知し、警報を発したり、担当者に通知したりすることができます。

(2) 業務効率化

従来の受付業務では、担当者がドライバーの身分証を確認し、入退室管理簿に記入する必要がありました。

ドライバーは、顔認証装置の前に立つだけで入退室が可能になるため、受付待ちの時間を削減することができます。

顔認証システムを導入すれば、これらの作業を自動化することができ、受付業務の効率化に繋がります。

また、受付担当者は、ドライバーの対応から解放され、他の業務に集中することができます。

(3) コスト削減

顔認証システム導入による人件費削減効果も見逃せません。

受付担当者を配置する必要がなくなり、人件費を削減することができます。

さらに、ICカードなどの物理的な認証媒体が不要になるため、発行・管理コストも削減することができます。

3. 搬入口への顔認証システム導入提案

では、運送業で顔認証システムを導入した場合、どのような効果が期待できるのでしょうか?
ある物流会社を例に考えてみましょう。
この会社では、毎日多くのトラックが搬入口を行き来しており、受付業務に多くの時間と人手を割いていました。
具体的には、以下の様な課題を抱えていました。

  • ドライバーの受付待ちによる搬入・搬出作業の遅延
  • 受付担当者の負担増加
  • 入退室記録の手入力によるミスや改ざんのリスク

そこで、顔認証システムを導入することで、これらの課題を解決し、以下の効果が期待できると考えられます。

  • ドライバーは顔認証装置の前に立つだけで入退室が可能になるため、受付待ちの時間が削減され、スムーズな搬入・搬出作業が可能になります。
  • 受付担当者は、ドライバーの対応から解放され、他の業務に集中することができます。
  • ドライバーの顔写真と車両情報を紐づけて登録することで、誰がいつ、どの車両で入退室したのかを正確に把握することができます。

4. 導入における注意点

顔認証システムを導入する際には、以下の点に注意する必要があります。

(1) 個人情報保護

顔写真は個人情報に該当するため、適切な管理が必要です。
個人情報保護法を遵守し、データの取り扱いには細心の注意を払いましょう。
具体的には、顔写真の保管場所やアクセス権限を制限したり、データの暗号化などのセキュリティ対策を講じる必要があります。

(2) 運用体制の整備

顔認証システムをスムーズに運用するためには、担当者の教育やマニュアル作成など、事前の準備が重要です。
また、システムトラブル発生時の対応なども検討しておく必要があります。
例えば、顔認証がうまくいかない場合の対応手順や、システム障害発生時の連絡体制などを明確にしておく必要があります。

(3) 導入コスト

顔認証システムの導入には、初期費用やランニングコストが発生します。
導入前に、費用対効果をしっかりと検討しましょう。
初期費用には、顔認証装置やサーバーなどのハードウェア費用、ソフトウェア費用、設置工事費用などが含まれます。
ランニングコストには、システムの保守費用や電気代などが含まれます。

(4) ドライバーの顔写真の使用許可確認及び収集

顔認証システムを導入する際には、ドライバーから顔写真の使用許可を得る必要があります。
また、顔写真の収集にも手間がかかる可能性があります。
これらの作業を効率的に行う方法を検討する必要があります。
例えば、ドライバーに顔写真の提出を依頼する際に、専用のフォームやアプリなどを用意することで、収集の手間を軽減することができます。

5. まとめ

今回は、運送業における顔認証システムの活用方法について解説しました。
顔認証システムは、セキュリティ強化、業務効率化、コスト削減など、多くのメリットをもたらします。
導入を検討されている方は、ぜひ今回の内容を参考にしてください。
S-TEKTは、顔認証システム「カオゲート」を提供しています。
搬入口のセキュリティ強化や業務効率化にお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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