手動タイプのガラス扉への入退室管理システム導入ガイド
皆さんこんにちは!
近年、モダンなオフィス空間に欠かせない要素となっているのが、開放的でデザイン性の高いガラス扉です。しかし、その美しさとは裏腹に、セキュリティ担当者様にとっては頭を悩ませる存在かもしれません。「入退室管理システムを導入したいけど、ガラス扉への取り付けってどうすればいいの?」そうお考えの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、カオゲートを運営するS-TEKTが、手動で開けるタイプのガラス扉への入退室管理システム導入における課題と、それを解決する具体的な方法を分かりやすく解説します。
自動ドアタイプのガラス扉はこちらの記事をご覧ください。

目次
1. 手動タイプのガラス扉への入退室管理システム導入が難しい理由とは?
一般的な金属製の扉と異なり、手動タイプのガラス扉へのシステム導入にはいくつかの特有の課題があります。
- 配線ルートの確保が困難
入退室管理システムを動かすためには、電源ケーブルや通信ケーブルが必要です。金属製の扉は内部が空洞になっていることが多く、配線を中に通すことができますが、ガラス扉はそうしたスペースがありません。露出配線は見た目が悪く、断線のリスクも高まります。 - 扉や壁への加工の制約
ガラスは非常に繊細な素材です。安易に穴を開けたり加工を施したりすると、ヒビが入ったり割れたりするリスクがあります。また、賃貸オフィスの場合、原状回復の観点から大掛かりな加工が許可されないケースも少なくありません。 - 設置場所の制約
ガラスの透明性ゆえに、システム機器をどこに取り付けるかが重要になります。見栄えを損なわないよう、かつ機能性を保ちながら設置するには、専門的な知識と技術が求められます。特に手動タイプのガラス扉は、ドアノブやヒンジ、ラッチといった既存の機構を考慮しつつ、機器の設置スペースを確保する必要があります。
こうした課題から、「ガラス扉へのシステム導入は無理」と諦めてしまう企業も少なくありません。
2. 解決策はこれだ!手動タイプのガラス扉に取り付けるためのスマートな方法
手動タイプのガラス扉へのシステム導入を諦める必要はありません。近年では、様々な工夫によってスマートな取り付けが可能になっています。
- 3Dプリンタを活用した特殊ブラケットの活用
扉の形状や機器のサイズに合わせて、3Dプリンタで専用のブラケットを製作する方法です。S-TEKTでは、この技術を積極的に活用しています。既製品では対応できない複雑な形状や、ガラスを傷つけずに固定するための特殊な形状のブラケットをオーダーメイドで作成することで、手動タイプのガラス扉へのスマートな取り付けを可能にしました。これにより、見た目を損なうことなく、確実な固定を実現できます。特に、既存のドアノブや鍵穴を避けつつ、カードリーダーや顔認証リーダーをスマートに設置する際に有効です。 - 配線カバーやモールディングの活用
露出配線をする場合でも、デザイン性の高い配線カバーやモールディングを使用することで、オフィス全体の雰囲気を損なうことなく配線を隠すことができます。壁や天井の色と合わせることで、配線をほとんど目立たなくすることも可能です。手動扉の場合、扉枠や既存の配線スペースを活用できる場合もあります。
3. 事例から学ぶ!手動タイプのガラス扉へのシステム導入
実際に手動タイプのガラス扉への入退室管理システム導入を検討している企業の事例を見てみましょう。
事例:S-TEKTオフィスのガラス扉
- 課題: エントランスの手動式ガラス扉に顔認証システムを導入し、セキュリティを強化したいと考えていました。ガラス扉への穴あけ加工は避け、見た目を損なわずに、堅牢なシステムを設置する必要がありました。
- S-TEKTによるソリューション:
- 3Dプリンタを活用し、ガラス上部の枠に固定する特殊なブラケットを製作しました。このブラケットは、ガラス扉の既存のフレームやハンドルに干渉しないよう、ミリ単位で精密に設計されています。
- 製作したブラケットに電子錠をつけ、顔認証リーダーと連動させることで、扉を物理的に施錠する電磁錠を設置しました。これにより、ガラスに直接穴を開けることなく、強固な施錠機能と認証システムを一体化させることができました。
- 配線は、機器の裏側や扉上部のフレームに沿って、目立たないように丁寧に処理しました。
- 導入効果:
- オフィス全体の強固なセキュリティと顔認証による高い利便性を両立しました。
- ガラス扉への一切の加工をせずに入退室管理システムを導入でき、将来的な原状回復も容易になりました。
- 実際に自社で導入・運用することで、ガラス扉へのシステム導入に関するあらゆるノウハウを蓄積し、お客様への提案に活かしています。
▼3Dプリンタで制作したブラケット

▼顔認証カードリーダー

4. まとめ:手動タイプのガラス扉でも諦めない!
手動タイプのガラス扉への入退室管理システム導入は、一見すると難易度が高いように思えます。しかし、3Dプリンタを活用した専用ブラケットや、配線カバーなどを組み合わせることで、その課題はクリアできます。
S-TEKTでは、お客様のオフィスの状況を丁寧にヒアリングし、最適な取り付け方法をご提案します。手動タイプのガラス扉の入退室管理システム導入でお悩みのことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
「おしゃれなオフィスデザインはそのままに、セキュリティを強化したい」
そんなご要望がある方は、ぜひS-TEKTにご相談ください。


